@tentsutsu816 過ぎてしまえば…という事もありますが、そう思えるまでには当然葛藤はあると思います💦 書くことによって前向きに表現されると言うことはあるかなとも感じました。 父の詫び状も読んでみたいと思っています😊
—ぴ🌹 (@8673suki)
今日は学童のお弁当。 息子の大好物キンパプ頑張った! 私は端っこの切り落としで朝ご飯。向田邦子のエッセイで、海苔巻きの端っこを取り合いしていたエピソードを思い出す。(「父の詫び状」だったかな?) https://t.co/BichnAOONI
—Rina 리나 (@o2_rina)
@o2_rina 美味しそう😀食べたい🤤 そうそう、父の詫び状ですね 向田邦子さん好きで息子に勧めたら、息子もハマりました😉
—pokapoka2 (@pokapoka2102)
夢の中でマミオが灰色の四角い猫になっているのである。何ということをしてしまったのかと私は猫を抱きしめ声を立てて泣いてしまった。(中略)すぐに起きて猫の箱をのぞいたら猫は丸くなって眠っていた。(父の詫び状『父の詫び状』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
「お父さん。お客さまは何人ですか」いきなり「馬鹿」とどなられた。「お前は何のために靴を揃えているんだ。片足のお客さまがいると思ってるのか」靴を数えれば客の人数は判るではないか。当たり前のことを聞くなというのである。あ、なるほどと思った。(父の詫び状『父の詫び状』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
「10年前の今日」の運動と翻訳ストレッチ:『日の名残り』『脱線FRB』(原文/訳本)5分音読、『大暴落1929』訳文添削7分、『深代惇郎の天声人語 』『英語達人読本』『父の詫び状』音読各5分の計約35分。
—Tatsuya Suzuki(鈴木立哉) (@tatsuyaakiko)
あまりに温め過ぎるとドブロクが沸いてしまって、酸っぱくなる。(中略)「子供のドブちゃん」と称して、乳酸飲料代わりに子供たちにお下げ渡しになるのである。すっぱくてちょっとホロっとして、イケる口の私は大好物であった。(父の詫び状『父の詫び状』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
玄関の三和土に小銭を落し、拾い上げて立ち上がった拍子にドアの把手に頭をぶつけたのだ。左のこめかみに、三センチほどの臙脂の毛糸を貼りつけたような傷が残り、十日ばかり目を伏せて歩いた。(身体髪膚『父の詫び状』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
鏡の前で試着して出来ばえに気をよくしながら、私はドキンとした。長靴を買って貰った子供が雨の日を待つように、私も気持ちのどこかで、早くこの喪服を着てみたいとウズウズしているのである。嫌なところが父に似たものだと思った。(隣りの神様『父の詫び状』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
@pokapoka2102 父の詫び状のドラマ化されたのもすごく良かったです🥰松本幸四郎が染五郎時代に主人公の初恋の相手?役で出てました!
—Rina 리나 (@o2_rina)
欠点の多い父の姿を娘の目で眺めてきた。津瀬さんはご自分の体験も織りまぜて、向こう側から、私の反対側から父親というものを描いてみせて下さった。娘には判らなかった父親の気持ちが、さりげない謎解きの形でちりばめられていた。(隣りの神様『父の詫び状』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
不意に境内に魚を焼く匂いが流れてきた。アジの開きかなにからしい、昼過ぎの、時分どきなのだから仕方がないとはいえ、しめやかな読経や弔辞にはやはり似つかわしくない。困ったなと思ったが、ふと思い返す気になった。津瀬さんは、許すだろう。(隣りの神様『父の詫び状』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
母は、フラフラと立つと、手拭いを持ってきて、父の顔を覆った。それは豆絞りの手拭いであった。母の顔を見たが、母の目は、何も見ていなかった。弟は黙ってポケットから白いハンカチを出し、豆絞りと取り替えた。(隣りの神様『父の詫び状』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
月給袋は父の思い違いで別のポケットに入っていたのだが(略)名前の敏雄を説明する時「機敏の敏」などと得意になっていた父は、母に突き飛ばされたまま呆然と玄関に立っており、日頃は、愚図だ、のろまだと父に怒られていた母が誰よりも早く飛び出したのである。(わが拾遺集『父の詫び状』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
○52ヘルツのクジラたち ○ライオンのおやつ ○そして、バトンは渡された ○滅びの前のシャングリラ ○両手にトカレフ ○少年と犬 ○宙ごはん ○父の詫び状 ○空飛ぶ広報室 ○私は存在が空気 #名刺代わりの小説10選… https://t.co/zqmdUBpzFy
—ねむまき🦔 (@nemumumaki)
茶色に変色した写真を見ると、金ボタンの学童服に黒皮の編上靴の弟は、小さな拳骨を握りしめ、体中で笑いをこらえて写っている。もっとよく見ていると、家族七人のうしろに、写ってはいない桜島の姿が見えてくる。(記念写真『父の詫び状』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
母の乗っている飛行機がゆっくりと滑走路で向きを変え始めた。急に胸がしめつけられるような気持になった。「どうか落ちないで下さい。どうしても落ちるのだったら帰りにして下さい」と祈りたい気持ちになった。(お辞儀『父の詫び状』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
翌朝、学校へ行って一時間目に赤い革で中が赤ビロードの筆箱をあけると、美しくけずった鉛筆が長い順にキチンとならんでいた。(中略)私達はみな母がけずった鉛筆がすきだった。けずり口がなめらかで、書きよかった。(子供たちの夜『父の詫び状』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
気がついた時、私は砂浜に寝かされていた。まわりに七つ八つの顔がのぞきこみ、その上にポカッと青い空があった。課外授業の先生だか小使いさんだか忘れたが熱い飴湯を飲ませてくれた。生れて初めて飲んだせいもあるが、ひどくおいしいものだなと思った。(細長い海『父の詫び状』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
向田邦子さんの『父の詫び状』を巧いなーうまいなーって思いながら読んでる。 〇〇といえば△△を思い出す、スタイルで話を膨らませる短いエッセイに<起承1承2転1転2結>ぐらいの要素が詰まっててすげー。
—ゆりたん(たまに芍薬) (@yuritanyogini)
#読了 『父の詫び状』向田邦子 昭和の時代が鮮やかに再現される、密度の濃いエッセイだった。率直な言葉の数々と、思い出話への繋げ方が心地良くてずっと聞いていたい。 あっけらかんとした様子なので気負わず読めるが、家族の境遇や東京大空襲… https://t.co/CSMNPjYgBI
—ことりの (@boo_k_oto)
向田さんは、私がすすめた小説を書かれた。そうして、その書きはじめの短編が、まだ一冊に完結していないのに、発表作品の三作だけで受賞された。私のいった通りになってうれしかった。(略)『父の詫び状』からひきずっていた私の思いであった。(水上勉『向田邦子全対談』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
向田邦子さんの 新装版 父の詫び状 (文春文庫) を Amazon でチェック! https://t.co/VRN12hCtEo
—すすみーむ (@osusumeme)
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—すすみーむ (@osusumeme)
姉は『父の詫び状』を利き腕の右手でなく、左手で書いた。あの頃、血清肝炎がもとで右手が全く利かない状態だった。一冊の本を書き上げるには、相当なエネルギーが必要だ。(中略)ただ書くだけでも大変だったろう。("父の詫び状"へのお詫び『向田邦子の恋文』向田和子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
思い出はあまりムキになって確かめないほうがいい。何十年もかかって、懐かしさと期待で大きくふくらませた風船を、自分の手でパチンと割ってしまうのは勿体ないのではないか。(昔カレー『父の詫び状』向田邦子)
—向田邦子bot* (@1128kuniko0822)
